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【支局メール】ETC導入できぬ理由は? 料金所の車列にうんざり、神戸「ハーバーハイウェイ」の〝不便さ〟 

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【支局メール】
ETC導入できぬ理由は? 料金所の車列にうんざり、神戸「ハーバーハイウェイ」の〝不便さ〟 

 神戸港の人工島、六甲アイランドとポートアイランドをつなぐ延長10・5キロの有料道路「ハーバーハイウェイ」。阪神高速湾岸線と接続しており、大阪方面に仕事で向かう際、神戸線の渋滞を避けるために利用するが、実はあまり使いたくない道路だ。

 湾岸線からそのまま通れると思いきや、短い距離にも関わらず別料金。さらに自動料金収受システム(ETC)も使えないという不便さ。料金所で車列を見ると、うんざりした気分になる。「なぜETCを導入しないのか」と、疑問に思うドライバーは私だけはないはずだ。

 管理する神戸市みなと総局に尋ねると、担当者は「あくまで港湾幹線道路という位置づけ。高速道路のようなETCは必要ない」と説明する。とはいえ、ハーバーハイウェイの1カ月あたりの通行台数は約71万台。例えば六甲有料道路などを管理する市道路公社は、月15万台を目安にETCを順次導入している。通行量を考えると、必要ないとは言い切れないと思うのだが…。

 すでに導入済みの市道路公社によると、システム構築のため初期投資として数億円、さらに1レーンあたり機器費用だけで約7千万円が導入には必要という。財政難の神戸市には、そこまでの余裕はないのだろう。

(神戸総局  三宅令)

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