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象印元副社長ら強殺事件が12日初公判 弁護側申請、元刑務官ら死刑の実態など証言へ 有識者「違和感ある」とも 大阪地裁

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象印元副社長ら強殺事件が12日初公判 弁護側申請、元刑務官ら死刑の実態など証言へ 有識者「違和感ある」とも 大阪地裁

 平成23年に大阪府堺市で象印マホービン元副社長ら2人を殺害したとして、強盗殺人罪などに問われた無職、西口宗宏被告(52)の裁判員裁判が12日、大阪地裁堺支部で始まる。西口被告は大筋で起訴内容を認める見通し。検察側の死刑求刑が予想されるが、弁護側は「死刑や無期懲役の実態が裁判員に知られていない」と主張。死刑執行経験のある元刑務官らの証人尋問を申請、認められた。公判で死刑制度の是非が焦点となる異例の審理に、有識者の間では評価する声が上がる一方、「違和感を覚える」との意見もある。

 証言するのは、元刑務官で作家の坂本敏夫さん、立命館大産業社会学部の岡本茂樹教授(犯罪心理学)の2人。いずれも24日に証人尋問が行われる予定。

 坂本さんは広島拘置所総務部長などを務め、死刑執行にも立ち会った経験がある。執行の様子や死刑囚の拘置所での過ごし方を記した著書があり、法廷では自身の経験などを証言するという。

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