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【大阪国際女子マラソン】「走るのはやっぱり楽しい」 度重なる故障乗り越え、復活期す原裕美子 

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【大阪国際女子マラソン】
「走るのはやっぱり楽しい」 度重なる故障乗り越え、復活期す原裕美子 

 転機が訪れたのは昨年6月だ。「将来はマラソンに携わる仕事がしたい」という思いがあったため、ユニバーサル時代に親交があった阿部康志コーチに相談すると、「少しでも走りたい気持ちがあるなら、もう一度挑戦しないか」と声をかけられた。自問自答を繰り返しながら、コーチに紹介された市民ランナーのランニングセミナーに参加。「自分なんて忘れられている」と思っていたが、「また頑張って」と次々に声をかけられた。「びっくりしたのと、うれしかったのと…」。指を折りながら、当時の感情を振り返っているうちに笑顔が広がった。「走ることは、やっぱり楽しいんだ」

 現在は東京で1人暮らしをしながら、阿部コーチと二人三脚で練習に励む。実業団時代は寮生活で食事の心配はなかったが、栄養バランスを考えながら自炊する毎日。体をケアしてくれるトレーナーもいないが、練習を重ねるうちに「魔法にかかったように」座骨の痛みも消えてきたという。

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