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【大阪国際女子マラソン】「走るのはやっぱり楽しい」 度重なる故障乗り越え、復活期す原裕美子 

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【大阪国際女子マラソン】
「走るのはやっぱり楽しい」 度重なる故障乗り越え、復活期す原裕美子 

 26日に号砲を迎える「第33回大阪国際女子マラソン」(産経新聞社など主催、日東電工協賛)。赤羽有紀子(ホクレン)重友梨佐(天満屋)タチアナ・ガメラシュミルコ(ウクライナ)と過去3大会の優勝者が激突する中で、もう一人の優勝経験者がなにわ路を駆ける。平成19年の大会覇者の原裕美子(32)がその人。故障が原因で実業団を去ったが、独自で調整を続けながら「もう一度2時間30分を切りたい」と新たな一歩を踏み出した。(丸山和郎)

 原は2005(平成17)年ヘルシンキ、07(同19)年大阪と2大会連続で世界選手権に出場。自己ベストは2時間23分48秒で、関西実業団の名門、京セラにも所属したトップランナーだった。ただ、度重なる故障に悩まされ、体重が10キロ以上増えた時期もある。平成22年1月に名伯楽の小出義雄氏が指導するユニバーサルエンターテインメントに移籍したが、同年8月の北海道マラソン優勝を最後に、座骨神経痛で走れなくなった。

 ジョギングすらままならない日々。「実業団のときは勝たなくちゃいけない気持ちもあった。それなのに、けがで走れなくなって何かが崩れてしまった」。もう、マラソンは走れない-。ユニバーサルを退社し、栃木県の実家に帰った。母親は「苦しい思いまでして続けなくていい」と泣きながら訴えた。

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