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「近大医学部」が「堺市」に移転へ…付属病院も設置 平成35年の開院目指す

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「近大医学部」が「堺市」に移転へ…付属病院も設置 平成35年の開院目指す

 近畿大学が大阪府大阪狭山市にある医学部を堺市の泉北ニュータウンへ移転させた上で、付属病院を設置する方針を固めたことが15日、関係者への取材で分かった。平成35年に開院してがん治療などの拠点にすることを目指し、現在の大阪狭山市にある付属病院は規模を縮小させ存続させるという。府や堺市は医学部移転について高齢化が進むニュータウンの活性化につながると期待を寄せている。

 近大医学部は大阪狭山市に昭和49年に開設され、50年には付属病院(病床数933床)も開院した。大阪南部の医療拠点の役割を担ってきたが、施設の老朽化が進む中、患者を抱えながらの建て替えが難しいとして新たな付属病院の設置などを検討してきた。

 関係者によると、移転先は堺市南区の泉北高速鉄道泉ケ丘駅周辺の市有地などの敷地を予定。約千床の新病院を建設し、医学部も隣に移転させる。がん治療のための陽子線治療センターなどの機能を持たせる構想があるという。

 移転に伴い、現在の付属病院は約300床に規模縮小。すでに堺市内にある近大医学部堺病院は閉鎖する。府と近大はすでに大阪狭山市への説明を始めており、3月にも府、堺市、近大の3者で基本協定を締結する方向で調整している。

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