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「もう一度、大好きな馬と大舞台に」 2度の落馬で障害…元JRA騎手が東京パラリンピック目指し奮闘

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「もう一度、大好きな馬と大舞台に」 2度の落馬で障害…元JRA騎手が東京パラリンピック目指し奮闘

 2度の落馬事故で死のふちをさまよい、後遺症の高次脳機能障害と闘っている元JRA騎手、常石勝義さん(36)=滋賀県草津市=が、2020年に開かれる東京パラリンピックへの出場を目指し、馬術競技の訓練に励んでいる。左半身をうまく動かせないハンディなど深刻な現状に向き合う中、見えてきた新たなチャンス。「もう一度、大好きな馬と大舞台に立つ」と意気込んでいる。

 常石さんは平成25年のJRA最多勝騎手となった福永祐一騎手の同期で、8年3月のデビュー。順調に勝ち星を伸ばしたが、同年8月に落馬事故に遭った。

 リハビリを続ける自分を尻目に、同期生たちがレースで勝ち上がっていく。それがバネになった。当初、周囲から「復帰は無理」と言われたが、半年後の翌9年に復帰を果たすと、同年には重賞レースで優勝。より落馬のリスクが高い障害レースにも挑戦し、障害のG1でも優勝した。

 ところが、再び悲劇が襲う。16年8月、またもや落馬したのだ。

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