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【たかじんさん死去】「がんばりやと背中押され、ヒット商品に」旭ポンズの社長

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【たかじんさん死去】
「がんばりやと背中押され、ヒット商品に」旭ポンズの社長

 「旭ポンズの成長はたかじんさんのおかげ。順調に回復していると思っていたのに」。関西を中心に絶大な人気を誇る「旭ポンズ」。製造している旭食品(大阪府八尾市)の高田悦司(61)社長は、やしきたかじんさん(64)の訃報に言葉を失った。

 「鍋を食べるなら旭ポンズがおいしい」。昭和42年の発売開始以来、目立った宣伝活動はしてこなかったが、たかじんさんがラジオ番組などでたびたび称賛。評判は口コミで広がり、関西だけでなく、全国の消費者へ浸透していった。

 天然素材を厳選し、香りや色にも徹底してこだわった旭ポンズはヒットを続け、今では年商(約13億円)の8割を占める看板商品に。高田社長は「20年ぐらい前、たかじんさんから瓶のキャップについてアドバイスもいただいた」と振り返る。液だれしないように改良されたキャップは、たかじんさんの助言によるものだった。

 「がんばりや!」。高田社長は約15年前、リサイタルツアー中のたかじんさんの楽屋を訪れ、こう励まされたという。「えらい背中を押してくれた感じがした。だからここまでがんばってこれた。本当に残念でならない」。高田社長はそう言って肩を落とした。

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