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【ビジネスの裏側】「武田薬品」超大胆トップ人事の“妙”、ライバル外資から社長をヘッドハント…グローバル化の波に背中を押された老舗の「決断」

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【ビジネスの裏側】
「武田薬品」超大胆トップ人事の“妙”、ライバル外資から社長をヘッドハント…グローバル化の波に背中を押された老舗の「決断」

壁は「島国根性の企業文化」か?

 来年6月に社長に就任するウェバー氏は薬学の博士号を持ち、GSKでアジア太平洋の上級副社長を務めた後、ベルギーにあるGSKワクチン社の社長に就任。武田がヘッドハンティングしたのは、攻略を意識する新興国での実務経験が買われたとみられる。

 日本企業のトップに外国人が就くこと自体はそう珍しくはない。だが、資本提携先からの招へいや自社の海外法人からの登用が多く、武田のように外国のライバル企業からのヘッドハンティングはまれだ。

 1781(天明元)年創業の武田は、平成15年に長谷川社長が就任する前は、創業家の武田国男氏が社長。今回の人事はまさに激変であり、閉鎖的なイメージが強い老舗日本企業の大胆人事には、海外からも注目が集まった。ニューヨーク・タイムズは「長年にわたる人間関係に重点を置く、“島国根性”の企業文化が、会社を変えようとする外国人にとって大きな障害になる」というアナリストの声を掲載。武田の前途に立ちはだかる障壁は、日本の企業文化だと断じた。

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