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【大阪から世界を読む】軍拡・韓国の仮想敵国「日本」の可能性も…中韓「反日」で軍事連携のシナリオも想定すべき緊迫状態

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【大阪から世界を読む】
軍拡・韓国の仮想敵国「日本」の可能性も…中韓「反日」で軍事連携のシナリオも想定すべき緊迫状態

 もちろんこれは架空のシナリオである。日米同盟と米韓同盟があり、日韓両国が武力衝突に至る可能性はかなり低いだろう。だが、ひと昔前なら「荒唐無稽(むけい)だ」と一笑に付すことができたものが今はそれができないような状況だ。

 尖閣諸島などの問題をめぐって日中関係が緊張状態に陥ったときに、韓国が日本側に好意的な立場を取ってくれればいい。しかし、韓国が中国サイドに立つような振る舞いをし始めたら、日本の対応は根本から覆る。こうしたことを念頭に置かねばならないほど、今の韓国の動向は日本にとって深刻だ。

地域バランスを欠く「現状」

 日本の防衛費は過去10年連続で減額され、安倍政権になってようやく増額に転じた。東アジアの軍事バランスが大きく変わる恐れがあるにもかかわらず一方的に防衛費を減額するのは日本自らの安全保障のためによくないだけではない。身勝手な軍縮は、かえってこの地域の安定を崩しかねない行為といってもいい。国際社会で無責任といった批判を浴びてもおかしくはない。

 安倍政権は、日本の防衛力のあり方や具体的な整備目標の基本方針となる新防衛大綱を年末までにまとめる予定だが、日本の防衛力増強は東アジアの安定のためにも責務とさえいえる。

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