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【南海トラフ巨大地震】死者数は最悪13万人 大阪府予測 10分以内に高台避難すれば激減

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【南海トラフ巨大地震】
死者数は最悪13万人 大阪府予測 10分以内に高台避難すれば激減

南海トラフ巨大地震における大阪府内の死者数(冬の午後6時を想定) 南海トラフ巨大地震における大阪府内の死者数(冬の午後6時を想定)

 南海トラフ巨大地震に関する大阪府防災会議の検討部会(部会長=河田恵昭・関西大教授)が30日開かれ、府は死傷者数や建物被害の想定を公表した。津波などによる死者は、最悪の場合、昨年8月に内閣府が公表した想定(最大9800人)の約13・7倍となる約13万3891人となった。一方、10分以内に避難を始めた場合は8806人にとどまると予測され、改めて早期避難の重要性を裏付けた。

内閣府予想の14倍、大阪駅“水没”

 冬の平日午後6時に南海トラフを震源とするマグニチュード(M)9・1の地震が起こった場合を想定。府が防潮堤の構造や強度、液状化による地盤沈下の状況などを精査した結果、内閣府の想定よりも浸水域が広がり、被害想定が大幅に拡大した。

 地震により堤防や防潮堤が沈下し、川の水が流入して起こる洪水も合わせ、「津波」の死者は全体の99%を超える13万2967人。ほかの内訳は、建物倒壊735人▽火災176人▽塀の倒壊など11人▽急傾斜地崩壊2人。

 津波以外の被害は、大阪府の地盤に合わせた震度想定を行った結果、わずかだが揺れの想定が小さくなったことにより減少した。

 最大死者数は、大阪府の人口(886万人)の約1・5%。ただ、発生から10分以内に全員が高い建物や高台などに避難した場合は、最悪の死者数の約6%、8806人にまで減少するとされる。

 死者数の想定を地域別にみると、JR大阪駅周辺の梅田が約2メートル浸水する大阪市北区で約1万6千人、同市西区が約2万人、同市西淀川区の約1万9千人などが目立った。

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