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橋下市長“常識外”の一手 市営地下鉄民営化の議論前進狙い値下げ要請

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橋下市長“常識外”の一手 市営地下鉄民営化の議論前進狙い値下げ要請

 公約である大阪市営地下鉄民営化と運賃値下げを実現するため“常識外”の一手を放った。橋下徹市長は25日、交通局に対する初乗り運賃の値下げ要請に踏み切った。民営化が実現する担保がない中で一気に値下げを行い、値上げをちらつかせて市議会に民営化条例案の可決を迫る。「こういう形でないと議論は進まない」。橋下市長は強気の姿勢を崩さない。

 「180円で何とかお願いします」。24日、橋下市長は公明市議団幹部と会談を持ち、自身の値下げプランへの理解を求めた。だが関係者によると、公明側から「のめない。経営が厳しくなる」と難色を示され、不調に終わった。

 25日の市の幹部会議では、「やり方として乱暴ではないか」との苦言が出た。それまで「交通事業者の常識では考えられない」と述べてきた藤本昌信交通局長も「慎重に判断すべきだ」と語ったとされる。それでも橋下市長の決意は揺るがず、藤本局長に値下げを強く求めた。

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