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西宮湯川記念賞に京都大・高柳教授、イリノイ大・笠准教授に

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西宮湯川記念賞に京都大・高柳教授、イリノイ大・笠准教授に

 兵庫県西宮市は、新進気鋭の若手物理学者を顕彰する「第28回西宮湯川記念賞」に、京都大基礎物理学研究所の高柳匡教授(38)と米イリノイ大アーバナ・シャンペーン校の笠真生准教授(36)を選んだ、と発表した。

 日本人初のノーベル物理学賞受賞者、湯川秀樹氏が西宮市に居住していたことにちなみ、顕著な業績をあげた若手物理学者を表彰するのが目的。11件の推薦があり、研究者らの選考で受賞者を決めた。

 両氏による「ホログラフィック原理を用いた量子もつれの研究」は、量子もつれと時空や重力を結び付ける研究の先駆けとなり、周辺分野を巻き込みながら世界的に研究の流れを引き起こした点が評価された。

 高柳教授は「素粒子論の開拓者の名を冠した賞を受賞できて光栄。2つの分野のアイデアを持ち寄った共同研究が評価されたことは喜ばしい」と話した。

 11月1日に西宮市役所で授賞式が行われる。

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