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アマチュア落語日本一に「阪大落研」出身の男性 創作落語「スライダー課長」で栄冠

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アマチュア落語日本一に「阪大落研」出身の男性 創作落語「スライダー課長」で栄冠

 アマチュア落語の社会人チャンピオンを決める「第5回社会人落語日本一決定戦」の決勝戦が20日、大阪府池田市であり、創作落語「スライダー課長」を熱演した同府豊中市の会社員、青山知弘(高座名・銀杏亭(いちょうてい)魚折(うぉーりー))さん(26)が5代目名人に選ばれた。この決定戦は平成21年から毎年行われているが、府内の名人は、初代以来2人目。

 青山さんは大阪大学の落語研究会出身。同大4年生の時に岐阜市で開かれた学生落語の全国大会で優勝した経験もある。

 決勝戦で演じた創作落語「スライダー課長」は、野球オンチの課長に、部下が野球を教える内容で、2人の珍妙なやりとりが繰り広げられる。審査した上方落語協会会長の桂文枝さんは「青山さんの咄(はなし)は構成的にまとまっており、知性が感じられる創作落語。日々稽古を積んで才能あふれる人だ。学生落語との2冠とはすごい」と絶賛した。

 青山さんは「今後も好きな創作落語を続けたい。新作の創作落語をプロの落語家に演じてもらえるようになれば、うれしい」と喜びを語った。

 社会人落語日本一決定戦は、池田市が「池田の牛ほめ」などの演目で落語の舞台になっていることから同市で毎年開催。今回は、全国から174人が参加し、19日に予選会を開催。勝ち上がった10人が20日、同市の市民文化会館アゼリアホールでの決勝戦に臨み、1人12分の時間で、それぞれの演目を熱演した。

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