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ペースメーカー「携帯の影響ほとんど無い」と総務省 電車内マナー変わる? 鉄道会社見直しの動き

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ペースメーカー「携帯の影響ほとんど無い」と総務省 電車内マナー変わる? 鉄道会社見直しの動き

不安の払拭できるか?

 電車内の携帯電話マナーが変わるかもしれない。「携帯電話が心臓ペースメーカーに与える影響は小さい」として総務省が今年1月に指針を緩和したことで、鉄道会社が優先席付近の乗客に呼びかけてきた「携帯電話電源オフ」の車内放送を見直す動きが出ているためだ。ただ、利用マナーの観点からも「電源オフ」を継続する鉄道会社もあり、専門家は「トラブル防止の観点からも各社で(呼びかけを)統一するべきだ」としている。

「電源オフを」…呼びかけ、京阪は中止

 「ペースメーカーなどに影響を及ぼす恐れがありますので、優先席付近では電源をお切りください」

 電車内でよく流れる車内放送だが、総務省によると、携帯電話がペースメーカーに影響を及ぼした例は一度も報告されていない。

 心臓ペースメーカーは、脈が乱れた際に電気刺激を送り、心臓が正常なリズムで脈打つのを助けるための医療器具。平成7年ごろから急速に携帯電話が普及し、ペースメーカーなどの医療機器への電波の影響が危惧(きぐ)されるようになった。

 鉄道会社が電源オフを呼びかける根拠となっているのが、携帯電話からペースメーカーを22センチ以上離すことを推奨した総務省の「距離指針」だ。学界や関係省庁などで構成する協議会が9年に示した指針を元に、17年に策定された。

誤動作は「2G」携帯の場合。3センチ離れれば…

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