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“揺れる”クボタのビル 原因は隣接ライブハウスのジャンプ

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“揺れる”クボタのビル 原因は隣接ライブハウスのジャンプ

 関西を代表する大阪市浪速区の有名ライブハウス「Zepp Namba『OSAKA』」で、ライブ中の観客らのジャンプにより、隣接する機械大手「クボタ」の本社ビル6棟のうち2棟が大きく揺れ、同社が度々苦情を申し入れる事態になっていることが分かった。Zepp側は観客にジャンプの自粛を呼びかけることしかできない状態で、事態は平行線のまま。ライブによる振動は他の施設でも問題になっており、新たな“環境問題”になりかねない状況だ。

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 クボタ関係者などによると、最初に揺れが確認されたのは昨年4月27日夜。ライブハウスの北約50メートルにある同社第1、第2別館で「船酔いになったような」(同社社員)激しい横揺れが発生したという。

 ライブハウスは約2500人を収容可能で、2階建ての建物を新築して大阪・南港から移転、この日は男性人気バンドによるこけら落とし公演の真っ最中だった。揺れの原因はライブ以外に考えられず、同社は翌月、Zepp側に苦情を申し入れた。

 同社の敷地内には計6棟のビルがあり、振動が起きているのは第1別館(昭和43(1968)年築)と第2別館(同48年築)。いずれも耐震性診断の結果などに問題はなかったという。

 Zepp側は昨年10月、「ジャンピング禁止」などとする看板を会場に掲げ、観客に自粛を呼びかけたが、ジャンプによる揺れはやまず、クボタが度々対策を求める状態が続く。

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