産経WEST

【関西歴史事件簿】坂本龍馬・いろは丸事件(下) 龍馬暗殺真相〝異説〟=身内の裏切り?「賠償金7万両」支払い直前に急襲、その金は…

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【関西歴史事件簿】
坂本龍馬・いろは丸事件(下) 龍馬暗殺真相〝異説〟=身内の裏切り?「賠償金7万両」支払い直前に急襲、その金は…

 問題の賠償金は慶応3年11月7日に完済され、いったん土佐藩が預かった後に龍馬に支払われるはずだった。しかし、その8日後の11月15日、龍馬は京都・近江屋で何者かに襲われて命を落としている。

 後藤はこのあと政治家・実業家として成功し、岩崎は三菱財閥の礎を築く。また、五代は大阪商工会議所の初代会頭に就任するなど関西経済界のドンとして君臨した。

 3人がこの時に得た大金を元手に起業したとしたら…。龍馬暗殺の首謀者は幕府の京都見廻組とされているが、この後藤らの犯行説も暗い影を落とす。龍馬は身内に裏切られたのか?。

  ×  ×  ×

 福山・鞆港の常夜灯の隣に「いろは丸展示館」がある。江戸期の土蔵を利用して平成元(1989)年7月に開館した展示室では潜水調査結果などを紹介している。

 沈没状況を再現したジオラマや海援隊の宿所となった桝屋の隠れ部屋も再現されている。その部屋の中央にどっしりと構える等身大の龍馬のろう人形が、どこかもの悲しく見える。   (竹室輝之)

▼再び、(上)船借りて武器商人の海援隊…から読む

「産経WEST」のランキング