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新幹線と在来線のどっちも運行 JR西がフリーゲージトレイン開発加速 サンダーバードで導入!!

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新幹線と在来線のどっちも運行 JR西がフリーゲージトレイン開発加速 サンダーバードで導入!!

 JR西日本が、線路幅が異なる新幹線と在来線を直通運転できる「フリーゲージトレイン」(軌間可変電車)の開発を本格化する。平成29年度にも試作車を完成し、北陸新幹線東京-敦賀(福井県敦賀市)間が開業する37年度から運行を始める方針だ。来年度中には台車などの試作を終える計画で、早期の実用化に向け開発を急いでいる。

富山-敦賀は北陸新幹線に乗り入れ

 JR西は6月、フリーゲージトレインの開発にあたるプロジェクトチームの人員を約3倍の15人に拡充した。来年度中にも客車の土台となる台車を試作する。あわせて、車輪の幅を変換するための線路設備を試作し、走行試験を始める計画だ。

 37年度に東京-敦賀間で開通する北陸新幹線だが、大阪-敦賀間のルートや開業時期はまだ決まっていない。東京-敦賀間の開通後は福井県、石川県などから大阪に向かう場合、敦賀で在来線特急への乗り換えが必要になる。利便性の低下により「北陸の人が首都圏に向かい、関西が忘れられる」(JR西日本金沢支社の野中雅志支社長)と懸念されている。

 このためJR西は大阪-富山間で運行している特急「サンダーバード」をフリーゲージトレインに転換する見通しだ。富山-敦賀間は新幹線の線路を、敦賀-大阪間は在来線を使って直通で結ぶことにより、関西に向かう利用者の利便性を確保する考えだ。

あくまで“暫定”特急…理由は

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