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【ベテラン記者のデイリーコラム・平松澄子の麗しの歌劇】式典詳報…すみれ寮も新築へ 90代も参加100周年祝う、天海祐希は…

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【ベテラン記者のデイリーコラム・平松澄子の麗しの歌劇】
式典詳報…すみれ寮も新築へ 90代も参加100周年祝う、天海祐希は…

 宝塚音楽学校創立100周年記念式典「百年(ももとせ)の道~いま新しき未来へ~」が17日、兵庫県宝塚市の宝塚大劇場で、歴代の卒業生や現役生徒ら2244人が参加して、盛大に行われた。

入学倍率20倍…OG4400人、年250万人を魅了

 宝塚歌劇は来年が創立100周年になるが、宝塚音楽学校は1年早く、大正2(1913)年7月15日に「宝塚唱歌隊」として発足。第1期生は16人だった。戦後の昭和21(1946)年に学校法人、32年に予科と本科の2年制となり、舞台人としての基礎を徹底的にたたき込まれる。宝塚歌劇の華麗な舞台に立つことができる唯一の登竜門で、近年の入学倍率は20倍前後の狭き門だ。

 これまでの卒業生は総勢約4400人。式典には全員に招待状が出されたそうで、世代を超え、国を超えて(アメリカ、台湾、ドイツ、スウェーデンなど)計1280人のOGが集まった。最上級生は昭和5(1930)年入学の90代半ばになる2人。受付を設けた劇場コンコースには、次々に同期生の塊ができておしゃべりに華が咲く。有名どころでは、有馬稲子、眞帆志ぶき、甲にしき、榛名由梨、大原ますみ、瀬戸内美八、上原まり、高汐巴、峰さを理、日向薫、天海祐希、朝海ひかる、安蘭けい…らの顔も見えた。

 記念式典の司会は、OGの女優・檀れい(第78期生)が和服姿で担当。幕が上がると「ワーッ!」と大歓声があがる。国歌斉唱のあと、角和夫理事長が式辞で、「世界でたったひとつの宝物を創りだした(阪急東宝グループ創始者の)小林一三翁の足跡を振り返ります」と映像をまじえて紹介。「100年の歴史を刻んだ今、年間250万人ものお客さまに愛していただける劇団に成長したのも、関係者みなさまのおかげです」と謝意を述べ、結びとして「音楽学校の生徒たちが暮らす“すみれ寮”が古いままなので、建て替えを協議中です。旧ファミリーランド内のイングリッシュガーデンを再開発する方向で、2015(平成27)年春の新築を目指したい」と発表した。

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