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【マニアック街道】裏地に美少女「痛スーツ」50万円ナリ、美少女ボディーの「痛車」も…ブランド化する究極オタク文化の勢い

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【マニアック街道】
裏地に美少女「痛スーツ」50万円ナリ、美少女ボディーの「痛車」も…ブランド化する究極オタク文化の勢い

 アニメの美少女キャラクターを裏地にプリントしたスーツを大阪の服飾関係者らが開発し、マニアの間でちょっとした話題になっている。オタク用語でいわゆる「痛(いた)スーツ」と呼ばれる代物で、特殊加工技術を用いるため高いもので50万円もするが、注文が相次いでいる。オタク業界ではこれまで「痛車(いたしゃ)」や「痛パソコン」「痛ギター」などの“痛グッズ”が話題に。さらにメイドや聖地巡礼、ご当地アイドルなどアニメから派生したブームや現象も多くあり、今や「オタク文化」は日本の現代カルチャーを語る上で欠かせない存在となっている。(格清政典)

痛々しいスーツ?

 オタクやアニメファン以外はあまりなじみのない「痛い(イタイ)」という言葉は、「場違い」「恥ずかしい」「情けない」といった言動を表現するときに使う俗語。「痛い話」とか「痛い格好」といった具合に使う。

 そこから派生して、美少女キャラのシールをボディーに貼ったマニアックな車を、「見ていて痛々しい」という自虐的な意味を込めて「痛車」、その後に登場した同様のプリント商品を「痛~」と呼ぶようになった。「痛~」は本来否定的な意味で使われたが、今はオタク文化の“一ブランド”として定着したこともあり、肯定的に使われてもいるようだ。

 今回紹介する痛スーツは、50年以上も続く大阪・船場の老舗紳士服店の3代目、吉田竜一さん(24)とその仕事仲間の職人や服飾関係者らが、「痛スーツProject」という“プロジェクト”を立ち上げ製作している。

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