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【関西の議論】江崎グリコ社長夫人が明かす「芦屋セレブ・日々の生活」の“実像”…ブランド物より宝石の堅実さ

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【関西の議論】
江崎グリコ社長夫人が明かす「芦屋セレブ・日々の生活」の“実像”…ブランド物より宝石の堅実さ

 日本有数の高級住宅街、芦屋。その地に生まれ育ち、街を知り尽くした料理研究家で江崎グリコ社長夫人、江崎美惠子さん(64)が、芦屋での暮らしを紹介した「芦屋スタイル」(講談社)を出版した。芦屋のスーパーやお気に入りのレストランなどの紹介から、江崎家の年中行事の様子や子育て、趣味など、本物の“セレブ”の暮らしが明らかに。「買い物はまとめ買いで節約」「掃除は完璧主義にならない。洗面所だけはピカピカに」といった堅実なアドバイスも多く、あこがれのセレブ暮らしをのぞきながら、背筋が伸びる一冊にもなりそうだ。

(木村郁子)

宝石に合わせ自分も“高級”化する姿勢こそ

 江崎さんは、昭和23年生まれ、兵庫県芦屋市育ち。甲南大学在学中に勝久氏と結婚、隣接の神戸市や西宮市に住んだこともあるが、再び芦屋に戻り、30年。生粋の芦屋マダムだ。37歳のときには得意の料理の腕を生かしたいと、一念発起し料理学校に入学。調理師免許を取得し、平成3(1991)年からは自宅で料理教室を開いている。

 出版社から「芦屋マダムの目線で若い人に向けたマナー本を出してもらえないか」と持ちかけられ、引き受けることにしたが、「単なるマナー本ではおもしろくない」。そこで江崎家の生活や、3人の子育てなど、自分の体験にも触れながら、マナー(作法)を説く本を作ることにした。

 たとえば、「身だしなみ」。江崎さんは本の中で「私はふだん着においては、ブランド物を着ることがほとんどありません」と書く。バッグなども然り。「高価なブランドは着こなすのに技や経験が必要です。第一、ただでブランドの広告塔をしてあげているようなもの。それよりも小さな宝石をひとつ購入するだけで、次のステップになるんです。いざというときに売ることもできます」。

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