産経WEST

【衝撃事件の核心・特別版(3)】トップのボンへ“小遣い800万円”、偽造パー券領収書で200万円支出した韓国民族金融のデタラメ…大阪地検特捜部が内偵捜査

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心・特別版(3)】
トップのボンへ“小遣い800万円”、偽造パー券領収書で200万円支出した韓国民族金融のデタラメ…大阪地検特捜部が内偵捜査

青木家一族による「私物化」でクーデター劇が演じられた近畿産業信用組合=大阪市天王寺区

 在日韓国人系金融機関「近畿産業信用組合」(大阪市天王寺区)の会長を解任されたエムケイ創業者の青木定雄氏(85)=本名・兪奉植(ユ・ボンシク)=は金融当局からも数々の「私物化」を指摘され続けてきた。解任のきっかけになった息子への世襲人事にとどまらず、法外な退職金の要求、ファミリー企業への不明朗融資、公私を混同した経費処理と数え上げればきりがないほどだった。ただ、いずれも刑事罰を科せられるものではなかったが、実はある事実に大阪地検特捜部が目を付け、内偵捜査に着手していたのだ。ターゲットはもちろん青木氏と、当時、東京エムケイの代表取締役だった次男。家族ぐるみの業務上横領といえる疑惑だった。

次男へのおこづかい

 (1)平成15年 9月25日 220万5070円

 (2)平成15年10月30日 126万6123円

 (3)平成15年11月28日 136万7980円

 (4)平成16年 1月30日 200万円

 (5)平成16年 3月10日 127万8643円

 近産信が「金融経済動向の情報収集に伴う経費」という名目で支出した一覧だ。金額は半年間で800万円超。振込先は東京エムケイだ。

 当時、東京エムケイの代表取締役を務めていたのは、駅員への暴行容疑などで逮捕されたこともある青木氏の次男。近産信は、近畿財務局に対し「金融経済政治などの中心である東京に拠点が必要との判断から、東京エムケイを拠点に情報を収集していた」とその理由を説明し、「マスコミ、経済人、政治関係者らに対する飲食等の懇親会費だ」と釈明していた。

 しかし、実態は極めて怪しいものだった。請求の際に東京エムケイが添付した領収書の大半は、銀座、赤坂、六本木の高級クラブや焼き肉店などの飲食店。中には1回で12万8000円のクラブや46万円のゴルフ旅行代も含まれていた。「飲食等の懇親会費」というには度を超えており、何より、東京エムケイから近産信に「金融経済動向」に関するリポートすら提出された痕跡がなかったのだ。

5~10人分で10万円か20万円…日付は空欄、同じ筆跡

「産経WEST」のランキング