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【関西の議論】性感染症や痔の塗り薬は恥ずかしい…大阪の小さな産科医が始めた「患者さんへの気配り」という大きな“サービス”

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【関西の議論】
性感染症や痔の塗り薬は恥ずかしい…大阪の小さな産科医が始めた「患者さんへの気配り」という大きな“サービス”

 「来院患者はモニターで確認してから院内に招く」「診察券や健康保険証を出すのは診察室」「受付台を高くして、患者のプライバシーを守る」「薬の処方は個室で医師が直接する」-。4月に移転、開業した産婦人科医院「典子エンジェルクリニック」(堺市北区北花田町)には、これまでの医院にほとんどなかったアイデアがたくさん取り入れられている。この独自の取り組みは試行錯誤の末に生まれたものだが、院長の舩越典子さん(48)は「誰に教わったかというと、患者さん」という。どの工夫も患者の目線で考え出されていたのだった。(山崎成葉)

プライバシーを守る

 住宅街の一角にあるクリニックの玄関にはチャイムがある。訪れた患者がチャイムを鳴らすと、院内のモニターで確認したうえで自動ドアを解錠し、舩越院長や女性スタッフが出迎える。

 「ただでさえ産婦人科は行きにくいといわれる。“お友達の家に来ました”という感覚で恐怖心をなくしてもらい、くつろいだ気持ちになってもらいたい」と舩越院長。不審者の侵入防止という利点もある。

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