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【関西スイーツ図鑑】天王寺都ホテルの「スイートポテト」 “普遍の魅力”特大サイズも

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【関西スイーツ図鑑】
天王寺都ホテルの「スイートポテト」 “普遍の魅力”特大サイズも

 大阪屈指の老舗ホテル「天王寺都ホテル」は、昭和37年にJR天王寺駅上に「大阪都ホテル」として開業し、現在は近鉄百貨店の東隣に移転している。このホテルの名物スイーツ「スイートポテト」は“普遍の魅力”で大阪の名物として今も変わらぬ人気だ。

 家庭料理だった「スイートポテト」をホテルのシェフが手がけたのは都ホテルが最初という。「開業10年ぐらいの頃、名物をつくろうと、当時のパティシエらの手により完成したそうです」と現パティシエの西尾章宏さん(43)。サツマイモを丸ごと使用し、皮ごと仕上げる都合上、“量り売り”をしたのだが、それが受けた! 決して安くない価格ながら、天王寺ステーションデパートなどの店舗で行列ができた。

 昭和後期から本場ヨーロッパのスイーツが街中にあふれ出すと、次第に「スイートポテト」は居場所を失い、小型化するなど時代に即したスイーツに変わる。しかし昨年、ホテル移転20周年を記念し、“名物”復活プロジェクトが発足。西尾さんは伝統の味再現のミッションを任された。

 糖度が高い鹿児島産の鳴門金時を、低温のオーブンでじっくりと焼く。「焼いた皮をそのまま器に使用するのですが、通常の強い火入れでは身が離れて破れやすいため、ゆっくりと長時間加熱しています」と西尾さんは語る。

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