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松井知事 米国視察の“裏ミッション”にも意欲 「慰安婦発言の誤解解く」

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松井知事 米国視察の“裏ミッション”にも意欲 「慰安婦発言の誤解解く」

 日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長による慰安婦発言が米国内でも反発の声が広がる中、幹事長の松井一郎大阪府知事は10日、予定通り公務で訪米する。大都市経営に関する視察が主目的だが、発言の核心部分は正しいと考える松井氏は「誤解を解くため発言の真意を説明する」と“裏ミッション”にも意欲を燃やす。現地で質問があれば、英語が堪能な中原徹府教育長にデリケートな部分の通訳を任せる意向だ。ただ、展開によっては問題が再燃する可能性もあり、訪米前に府庁内には緊張感が漂う。

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 府は松井氏が訪れるカリフォルニア州当局から、万が一の事態に備えて身辺警護要員を付けるようアドバイスを受けた。

 発端は橋下氏の慰安婦発言だ。橋下氏は5月、記者団に「(第二次世界大戦)当時は慰安婦制度が必要だった」と語り、「米国が沖縄を占領中に現地の女性を活用したのは厳然たる事実。一方的に日本だけを外交戦争の中で批判するのはアンフェアだ」と強調。この際、沖縄を訪問したときに地元で相次ぐ米兵による性犯罪対策として、在日米軍に風俗業の活用を勧めたことを明かし、その後撤回した。

 慰安婦発言について、米メディアは「橋下氏がsex slaves(性奴隷)を容認した」と報道。慰安婦を表す「comfort women」とは異なる刺激的なニュアンスを帯びて海外に広まった。米国務省のサキ報道官も不快感を示すなどし、松井氏と訪米する予定だった橋下氏は「今の状況で訪米するメリットはない」と視察断念に追い込まれた。

 ただ、松井氏は「橋下氏の慰安婦発言の趣旨は間違っていない。誤解を与えた表現など謝罪すべきは謝罪し、丁寧に真意を説明したい」と周辺に話し、訪米に強い意欲を示す。

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