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【政治家迂回寄付】「深刻に考えてなかった」…維新の衆院2議員が迂回寄付 税控除目的で

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【政治家迂回寄付】
「深刻に考えてなかった」…維新の衆院2議員が迂回寄付 税控除目的で

 日本維新の会の馬場伸幸衆院議員(48)=大阪17区=と井上英孝衆院議員(41)=同1区=が、自民党に所属していた平成21年に、自身が代表を務める自民党支部と後援会を使って寄付金を迂回(うかい)させ、所得税控除を受けていたことが10日、分かった。

 政治資金収支報告書によると、馬場氏は堺市議だった21年、「自民党大阪府堺市第12支部」に221万円を寄付し、支部から後援会に373万円を寄付。同年、大阪市議だった井上氏も「自民党大阪府大阪市港区第1支部」に100万円を寄付した同日、支部から108万円を寄付する手法で迂回させていた。

 租税特別措置法では、政治家が自らの政治資金管理団体に直接寄付した場合は所得税控除が受けられないが、両氏は政党支部を迂回させることで最大約3割の税控除を受けていたとみられる。

 馬場、井上両氏は昨年12月の衆院選で維新から立候補し、初当選した。

 産経新聞の取材に馬場氏の事務所関係者は「法律に基づいてやっていることで問題はない」。井上氏の事務所は節税目的であったことを認めた上で「そこまで深刻に考えていなかった。反省したい」としている。

 幹事長の松井一郎大阪府知事は10日の定例会見で、「納税者の理解が得られない。政治家が政党支部に寄付した場合は税控除されないよう法改正すべきだ」と述べ、自民党府議だった自身については「(迂回寄付の)手法すら知らなかった」と否定した。

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