産経WEST

【衝撃事件の核心】「証言、嘘でした」の衝撃、被害者の比人ホステスに飲み代をタダにしてもらっていた…強制起訴初「有罪」徳島・町長暴行判決に重大〝疑義〟

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【衝撃事件の核心】
「証言、嘘でした」の衝撃、被害者の比人ホステスに飲み代をタダにしてもらっていた…強制起訴初「有罪」徳島・町長暴行判決に重大〝疑義〟

 徳島県石井町の河野俊明町長(68)がスナックでホステスのフィリピン人女性の頬に拳を押しつける暴行を加えたとして、暴行罪で強制起訴され初の有罪判決(科料9千円)を受けた裁判は、判決で一件落着とはならず、ますます混迷を深めている。無罪を主張する河野町長は「あほらしい判決」と息巻いて即日控訴。辞職も否定したが、判決後の臨時町議会は責任を問う声で大荒れとなった。そんな中、町長の有罪を裏付ける常連客の証言が偽証である疑いが浮上。騒動は新たな局面を迎えている。

(徳島支局 谷田智恒)

「警察での証言を依頼された」

 強制起訴裁判で初の有罪判決となり、全国的に注目されることになった河野町長の裁判。2月8日の判決公判で徳島地裁は町長に対し、科料9千円(求刑・罰金20万円)を言い渡した。

 判決によると、河野町長は平成21年7月9日午後10時ごろ、徳島市栄町のスナック「サンパギータ」で、当時ホステスだったフィリピン人女性を呼びつけ、話が聞き取れずに右耳を近づけた女性の右頬に、左手を押しつける暴行を加えたとされる。

 が、収まらないのは河野町長だ。「全く不服でありますので、すぐ控訴します」。佐藤晋一郎裁判長が判決文朗読を終え、控訴手続きの説明を切り出した直後、町長は3人の裁判官を見据え、廷内に響き渡る大声でこう言い放った。

 裁判は二審・高松高裁に舞台を移すことになったが、ここにきて今後の控訴審に影響を与えそうな事実が明らかになった。検察官役指定弁護士側の証人として公判に出廷して「町長の暴行を見た」と証言していたスナック常連客の男性(56)が「証言は虚偽だった」と話し、偽証していた疑いのあることが分かったのだ。

「産経WEST」のランキング