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【タイガース血風録 猛虎水滸伝】「オヤジ、打ったぞ!」岡田、父に捧げる涙の追悼弾(水本義政)

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【タイガース血風録 猛虎水滸伝】
「オヤジ、打ったぞ!」岡田、父に捧げる涙の追悼弾(水本義政)

 しかし、神はおもしろい、いたずらをする。

 ◆4月8日 ○7-2村山

 ◆9日 雨天中止

 この“春雨”が、江夏の第3戦先発を流した。

 翌10日にはバッキーが先発し6-1で勝った。

 江夏の先発は流れた。それによって13日の大洋戦(川崎)に先発の安部和春が、もろくも崩れて…。藤本定義のここが憎らしいぐらいの真骨頂なのだが、江夏豊を「ヒョイッと出したんや」となる。二回からノッシノッシと出て3回で43球。全部ストレート(なぜならカーブは悲しいほど曲がらなかったから…)で三振は2個。「ドンドン真っすぐを投げたら打たれへんかったヮ」と江夏はニコッと笑った。その笑顔には独特のオーラがあった。

 藤浪晋太郎には、どんな“天の配剤”があるのだろうか。江夏と同じ「相手」である。

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