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【タイガース血風録 猛虎水滸伝】「オヤジ、打ったぞ!」岡田、父に捧げる涙の追悼弾(水本義政)

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【タイガース血風録 猛虎水滸伝】
「オヤジ、打ったぞ!」岡田、父に捧げる涙の追悼弾(水本義政)

 藤浪晋太郎が「開幕カードのヤクルトとの第3戦先発!」という“流れ”がトウトウと音を立て始めた。25日の東京ビッグサイトでのセ・リーグ「ファンミーティング」で、阪神監督和田豊もそれを示唆し「そのために準備をしている…」。

 この開幕3戦目の『先発』という、いきなりライオンが子供を千尋の谷底に突き落として、はい上がってくるのを待つ…という「英才教育」は、実は1967(昭和42)年の阪神でも試みとして存在した。

 江夏豊のデビューである。

 当時の監督藤本定義は、のちにこう筆者にかたっている。

 「あのな、村山とバッキーで開幕3連戦(対サンケイ=現ヤクルト=甲子園)は、まず確実に2勝は出来る。となると、“あと一つ”は、江夏に度胸をつけさせようと思うたんや。ただし、ユタカには直前まで先発はいうとらんのな。出番があるかもしれんぞ…とな」

 そうでないと、いかに江夏とはいえ、聞いたトタンに睡眠不足になる。

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