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喫煙高校生に「お前は放火魔や」 兵庫県弁護士会が警告

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喫煙高校生に「お前は放火魔や」 兵庫県弁護士会が警告

「自主退学勧告は人権侵害」 育英高校と教諭に

 兵庫県弁護士会は19日、当時高校2年の男子生徒(18)を「放火魔」と罵倒し、自主退学を勧告したとして私立育英高校(神戸市長田区)と生徒指導部長の50代男性教諭に対し、「生徒指導における人権侵害を防止するため、今後十分な措置を講じるよう警告する」とする文書を提出した。

 警告書によると、平成23年7月、同校体育館で早朝にぼやがあり、その後、男子生徒が前日に喫煙していたことが発覚。男性教諭は同27日、男子生徒を生徒指導室に呼び出し、机をたたきながら「お前は放火魔や」「責任とって自主退学したらええねん」と怒鳴るなどしたとしている。

 県弁護士会は、男子生徒を犯人と決めつけ、弁明の機会を与えずに自主退学を勧告した点を「教師という地位を利用し、自尊心を傷つける人格権侵害」と批判している。

 同会によると、男子生徒は同月末に自主退学し、現在は通信制高校に通っている。同校は「文書を見てないのでコメントできない」としている。

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