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「艦長になる自信あります」女性初の護衛艦副長、2年目の決意 

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「艦長になる自信あります」女性初の護衛艦副長、2年目の決意 

 女性の初の護衛艦副長が誕生して1年―。護衛艦「あさぎり」副長、大谷三穂2佐(41)=京都府舞鶴市=に2年目の抱負と決意を聞いた。

(原田純一)

湾岸戦争のニュース…「愛国心」で防大に、女子1期

 「自衛官を志したきっかけを話すと、『本当ですか?』ってよく言われるんですが、本当なんです。猪突猛進タイプというのか、思いついたら行動に移しちゃうんですよ」

 龍谷大学文学部2年のとき、京都市内の下宿でテレビでたまたま湾岸戦争のニュースを見て「愛国心を覚え」、防衛大学校への進学を決意。「女の行くところじゃない」という家族の反対も押し切って、女子1期生として入学した。

 「実は考古学者を目指していたんですが、当時進路で悩んでいたこともあって、思い切って大学を中退して、この世界に飛び込みました」

 最初はパイロットを希望していたが、海上自衛隊に配属され“海の女”に。練習艦などでの厳しい訓練を受け、自衛官として成長してきた。

 「特にスポーツをやっていたわけではないし、確かに訓練は厳しかったけど、上官や先輩のサポートもあって頑張れました」

 海上自衛官として、女性としてのハンディキャップはあまり感じないという。「船は1回乗ると何カ月も航海が続くので忍耐力が必要。むしろ女性に向いた勤務だと思います」ときっぱり話す。

(次ページ)子供を実家に預け…激務も「女性自衛官アピールのため」

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