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語りや神楽、人形浄瑠璃で国生み神話再現 兵庫・洲本で音楽祭

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語りや神楽、人形浄瑠璃で国生み神話再現 兵庫・洲本で音楽祭

 古事記編纂(へんさん)1300年記念事業の特別企画「国生み神話音楽祭」が15日夜、洲本市塩屋の市文化体育館で開かれた。古事記の「国生み神話」をテーマにした箏(こと)演奏家、大歳久美子さんの組曲「神語り 大和のまほろば」、同神話から作られた創生「国生み神楽」、淡路人形座の人形浄瑠璃と、1300年記念事業で活動してきた3組が共演した。

 同音楽祭は邦楽愛好者らでつくる「邦楽コンサート実行委員会」が主催。淡路島の伝統芸能である淡路人形浄瑠璃と、古事記を題材に新たに生まれた大和のまほろば、創生国生み神楽の共演で、淡路島の文化の融合、発信を目指した。

 コンサートは2部構成で、第1部は淡路人形座の「三番叟(さんばそう)」、同人形座と大歳さんの共演で「本朝廿四孝(ほんちょうにじゅうしこう) 奥庭狐火(おくにわきつねび)の段」などが披露された。第2部は、大歳さんと箏演奏家のかりんさんによる大和のまほろばを基本に進行した。このうち一幕で国生み神楽と淡路人形座が共演。淡路人形座の太夫や三味線、国生み神楽の演者らが舞台に立ち、浄瑠璃の語りと神楽の舞、箏の演奏による新たな表現で神話の世界を再現した。

 淡路市志筑の地方公務員、根本理沙さん(23)は「箏の音色と照明が演出する神聖な雰囲気に感動した。国生み神話の世界観が目に浮かぶようだった」と話していた。

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