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【大阪国際女子マラソン】ガメラシュミルコ 一時は2位覚悟も終盤で実力発揮

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【大阪国際女子マラソン】
ガメラシュミルコ 一時は2位覚悟も終盤で実力発揮

 終盤の驚異的な追い上げは健在だった。残り1キロを切った競技場前。ガメラシュミルコはスピードが落ちた福士をとらえると、ひたすらゴールを目指した。優勝を確信したのは40キロ過ぎから。最後の力を振り絞ると、自己記録を34秒更新する2時間23分58秒でゴールテープを切った。

 昨年の大阪国際でも35キロ時点で1分以上あった差を逆転して2位に食い込んだ。マラソンを始めて2年弱という遅咲きの29歳は「昨年と比べるとつらかったが、最後の2キロで力がみつかった。目標の優勝と自己記録更新が果たせてうれしい」と笑顔をみせた。

 30キロ付近でペースを上げ、終盤に追い上げるのがいつもの戦略。ところが、20キロ付近で先頭集団から遅れると、30キロ付近では福士に100メートル以上の差をつけられた。

 「前半より後半が遅いタイムは初めて。勝てる自信があったわけじゃない。2位になるかなとも思った」。しかし、参加選手で唯一の23分台をマーク。ロンドン五輪5位の実力をしっかりと知らしめた。

 外科医の夫と6歳の娘に支えられてのマラソン人生。昨年2位で悔しがったという娘にも、最高の贈り物となった。(嶋田知加子)

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