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【タイガース血風録 猛虎水滸伝】ドラフト1位遠山、吉田監督は”ケチなひと”!? (水本義政)

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【タイガース血風録 猛虎水滸伝】
ドラフト1位遠山、吉田監督は”ケチなひと”!? (水本義政)

 いまでこそ阪神の背番号「31」(現在は林威助)は掛布雅之によってバリュー(価値)とプライド(誇り)の背番号となったが、実は1973(昭和48)年のドラフト6位では無名の掛布に対してそんないい番号を与えるわけはない。

 前年までカークランドという外国人選手がつけていたものだから、そんなにヒドイ番号でもないのだ。

 ただこの年の“30番代”はほとんどが「2軍選手」ということになっていた。ドラフト1位の佐野仙好(中大)は「9」をもらった。

 掛布は「プロ、それもあこがれの阪神に入れただけでも幸せッス!」といった。背番号「31」については父・泰治が「長嶋さんと王さんの番号を合わせたすばらしい背番号だ」と喜んだという。

 ちなみにこの年のドラフトは作新学院高の「慶大進学。プロ拒否」江川卓(受験に失敗して法大入り)を阪急が強引に1位指名して…門前払いをくった年である。ついで書くと巨人は(1)小林秀一投手(愛知学院大)(2)黒坂幸夫投手(糸魚川商工高)(3)中村裕二捕手(住友金属)の上位3人にヒジ鉄を食い赤っ恥ドラフトとなった。

 それから11年…。1985年のドラフトはKK騒動にあけくれた。阪神のハズレ1位(この呼び方はよくないが…)は遠山昭治投手(八代第一高)だった。

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