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【ビジネスの裏側】大発会の美女たちの“正体”は…晴れ着で笑顔の先に見える「大証の未来」

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【ビジネスの裏側】
大発会の美女たちの“正体”は…晴れ着で笑顔の先に見える「大証の未来」

 このため、証券会社の大発会当日業務も半日営業から全日営業となり、大発会参加後の女性社員が職場に戻り、そのまま晴れ着姿で業務を行う時間が長くなった。ある中堅証券会社の関係者は「晴れ着での終日業務はさすがに仕事がしにくい。(わが社では)晴れ着で出社する女性社員はいなくなった」と寂しそうに説明した。

風物詩は衰退の危機?

 今月1日付で大証と東証が合併し、両取引所を傘下に持つ「日本取引所グループ」が発足した。今年7月には両取引所の現物株取引が東証に統合され、大証はデリバティブ(金融派生商品)取引の特化に向かうなど大きな転換期を迎える。

 大証は「来年以降も大発会は行う」としている。しかし、現物株取引は証券取引所の“花形”というイメージがある。大証の大発会の規模が縮小し、参加する証券会社が減り、晴れ着姿の女性社員がさらに少なくなるのでは…と悪い連鎖の予感もしてきた。大証の大発会は関西の証券業界のみならず、関西経済界の1年の飛躍・活況を祈願する行事だけに、来年以降もその華やかさを失わないでほしいものである。

(香西広豊)

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