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【関西の議論】あの「歩ける線路」赤川鉄橋、歩道閉鎖へ NHK朝ドラロケ地 惜しむ声広がる

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【関西の議論】
あの「歩ける線路」赤川鉄橋、歩道閉鎖へ NHK朝ドラロケ地 惜しむ声広がる

 大阪市東淀川区と同市旭区、都島区境の間の淀川にかかるJR城東貨物線(おおさか東線)の通称「赤川鉄橋」の歩道が、旅客営業に向けた線路複線化のため今秋に閉鎖されることになった。「歩道のある鉄橋」「人と電車が渡る橋」として鉄道ファンや地元住民らに親しまれ、NHKの連続テレビ小説のロケ地としても利用されてきた趣のある場所だけに、関係者らを寂しがらせている。

 複線仕様の片側を“改造”

 鉄橋の正式名称は「淀川橋梁(きょうりょう)」。長さ約600メートル。昭和4年、当時の国鉄片町線貨物支線が吹田駅(吹田市)まで延伸・開通した際に架けられた。複線仕様だったが、当初から単線の営業で片側は線路が設置されなかったため、大阪市が借り受けて歩道を設けた。

 歩道の名称は「市道赤川仮橋」。幅1・8メートル。安全柵を付け、木を敷き詰めて整備した。開通後は、両岸の住民が生活道路として、またサイクリングロードとして利用。「電車と人が渡る橋」として知られたことから、貨物列車と歩行者を一緒に収めるなどの写真を撮影しようと、鉄道ファンらが集まるスポットにもなっている。

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