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オール阪神さん、ギャグ封印でいとこを応援 幻に終わった泉大津市長の夢

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オール阪神さん、ギャグ封印でいとこを応援 幻に終わった泉大津市長の夢

 13日投開票された大阪府泉大津市長選で、初当選した元市職員の伊藤晴彦さん(59)の陣営では、伊藤さんのいとこで漫才師、オール阪神さん(55)が支援していた。実は自身も出馬を検討し立候補表明寸前だったが、直前に伊藤さんの出馬を知りサポート役に回ったのだ。出演番組の放送延期などの〝騒動〟に見舞われた阪神さんは演説会などで「ポロッポー、鳩胸ですねん」などの持ちギャクや得意のものまねは封印しながらも、笑いのプロらしいジョークで有権者を魅了した。今後は伊藤さんとの二人三脚で「明るい町」を目指す決意だという。

名誉大使きっかけに関心

 阪神さんは同市出身。高校卒業後、昭和50年に「オール阪神・巨人」としてデビューし、活躍を続けてきた。

 50歳を過ぎたころからふるさとが懐かしくなり、秋のだんじりまつりを見物しに戻るように。平成23年11月に市の名誉大使になったことをきっかけに、市政に関心を持ったという。

 現職市長が衆院選に立候補したことを受け、「僕が市長になったら、市民のみんなも市政に興味をもって話を聞いてくれるかもしれん」と出馬を検討するようになった。

 知人に頼んで候補者説明会に出席してもらい、書類を取り寄せ、選挙用の写真も撮影した。地場産業の活性化策や津波を想定した防災対策などを紙に書き出しながら、公約も考えていたという。

 「あとは(所属する吉本興業の)社長に話すだけ」(阪神さん)のところだったという昨年12月末、ある噂を耳にする。

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