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県境マニアへ観光振興 唯一の特殊地理売り込み 和歌山県など

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県境マニアへ観光振興 唯一の特殊地理売り込み 和歌山県など

 県境に建つ建物を訪ねたり、県境で反復横跳びをするなどして楽しむ“県境マニア”の存在に目をつけた和歌山県などが「ようこそ さん・けん・きょう 熊野の国へ」と銘打った異色のキャンペーンを始めた。3つの県が交わる三県境は各地にあるが、熊野地方には飛び地が点在するため、紀伊半島南部の和歌山・奈良・三重の三県境が、全国最多の5カ所もあるという特殊な地理条件を観光資源にしようという試みだ。

日本唯一、飛び地&三県境を一挙に満喫

 一帯は全国唯一の飛び地の自治体・和歌山県北山村があり、同県新宮市の一部も飛び地となっているため三県境が集中している。和歌山県によると、「三県境が5カ所もあるのは全国でここだけ」という。

 県などによると、北山村が飛び地となったのは、古くから林業で切り出した木材を筏(いかだ)に組んで運んでいたことから、廃藩置県の際に熊野川河口に位置する新宮市とのつながりを重視した村民の意向を尊重したためという。

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