賃金1億円未払いで提訴へ りんくう総合医療センター勤務の看護師ら83人 - 産経ニュース

賃金1億円未払いで提訴へ りんくう総合医療センター勤務の看護師ら83人

 大阪府泉佐野市の「りんくう総合医療センター」に勤務する看護師ら83人がセンターに対し、1日8時間を超えた労働時間の割増賃金を約2割しか支払っていないのは違法だとして、未払い分計約1億円と制裁に当たる「付加金」約6千万円の支払いを求める訴えを19日にも大阪地裁堺支部に起こすことが12日、わかった。
 代理人弁護士やセンターの労働組合が12日、堺市内で記者会見して明らかにした。原告は20~50代の看護師81人と薬剤師2人で、時効を迎えていない平成27年7月~昨年12月分の1人当たり約20万~約300万円を求める。
 訴状などによると、センターは岸和田労働基準監督署から昨年4月以降、就業規則の不備や給与の一部不払いを是正するよう計5回の勧告を受けた。原告は、センターが割増賃金の約2割しか支払っていないと主張している。
 代理人の増田尚弁護士は会見で「不払い分を一方的にカットするのは労働基準法に反し違法だ」と話した。センターは「現時点でコメントは難しい。今後改めて説明したい」としている。