古巣でフル代表デビュー 堂安が存在感…オランダでもまれ森保ジャパンの中核に

サッカー日本代表
【サッカーキリンチャレンジカップ2018日本代表対コスタリカ代表】前半、競り合う日本代表・堂安律 =パナソニックスタジアム吹田(甘利慈撮影)

 サッカーの国際親善試合、キリン・チャレンジカップは11日、大阪・パナソニックスタジアム吹田で行われ、森保監督の初陣となった日本がコスタリカを3-0で下し、16強入りしたワールドカップ(W杯)ロシア大会後の初戦を勝利で飾った。

 G大阪の下部組織で育った20歳が慣れ親しんだ古巣の本拠地でフル代表デビューを飾った。森保ジャパンの初陣で、攻撃陣の中核として先発した堂安律(フローニンゲン)。地元ファンの前で果敢にドリブル突破を仕掛け、本場欧州でもまれ、一皮むけた姿を披露した。

 「『あいつ、すげえ』と思われるプレーがしたい」と試合前から闘志を燃やしていた。前半から縦への鋭い突破を図って好機を演出すると、後半13分にGKと1対1の場面を作り、直後にもゴール前で鋭い切り返しから強烈なシュートを放った。ピッチ上で遺憾なく存在感を示し、交代した際には大きな歓声を浴びた。

 昨年夏、ワールドカップ(W杯)ロシア大会出場を目指してG大阪を離れ、オランダへ渡った。結局、W杯出場はかなわなかったが、オランダの屈強なDFを相手に、1年目からリーグ戦9ゴールをマーク。「生きるか死ぬかのところで戦ってきた分、培われた大事な力」という決定力は今や自信の源になっている。

 「たくましくなったなと思わせられるようなプレーを、風格を、雰囲気を見せたい」と話していた堂安。東京五輪代表としても活躍が期待される新星が、大阪の地で新たな一歩を踏み出した。(大宮健司)