高所作業の安全対策怠る 鉄工所社長ら書類送検 愛知 - 産経ニュース

高所作業の安全対策怠る 鉄工所社長ら書類送検 愛知

 高所作業の安全対策を怠り、男性作業員(66)が転落死する事故を起こしたとして、愛知県警は11日、業務上過失致死の疑いで、名古屋市中川区の藤田鉄工所の男性社長(83)と現場責任者の男性(74)を書類送検した。社長は「簡単な作業と安易に考えていた」と供述しているという。
 県警中川署によると、5月14日、同鉄工所内でクレーンに足場を設置して作業していた男性が、別のクレーンのモーター部分を交換中、約6メートルの高さから転落して死亡した。
 社長の書類送検容疑は同日、安全管理をする立場にもかかわらず、事故防止の注意義務を怠って現場責任者任せにした上、男性を乗せたまま足場をクレーンでつり上げて作業させる危険な方法を了承するなどし、転落事故を引き起こしたとしている。
 現場責任者は、危険な方法を計画し、安全帯やヘルメットを使わず男性とともに作業するなどしたとしている。