もっと芝生を! 大阪府サッカー協会から未来へロングパス 裾野拡大へ環境整備

インターン新聞より
サッカーの裾野を広げるために行われた子供サッカー教室(大阪府サッカー協会提供)

 サッカーの裾野を広げようと、大阪府サッカー協会は、芝生グラウンドを増やす取り組みに注力している。同協会事業本部長、杉本雄二さん(58)は「良い環境さえつくれば競技人口も増えて、登録料収入も上がる」と取り組みへの思いを話していた。

 現在、大阪府はサッカーのピッチ数が、プロからアマチュアまでの選手数に対して少なく、その比率は全国ワースト2位。サッカー選手を増やすに当たり、最大の課題となっている。

 堺市に平成22年、スポーツ施設「JーGREEN堺」が誕生してから、同協会のシニアの登録選手は5倍に。このことからも、同協会は環境整備をさらに進めている。

 33年には、Jリーグサッカーチーム「セレッソ大阪」がキンチョウスタジアムを改修する「桜スタジアム」(大阪市東住吉区)が完成する予定。芝生のグラウンドで、ピッチと観客席が1つとなり、臨場感が味わえるという。サッカーだけではなく、ラグビーやアメリカンフットボールなども楽しめることができ、スポーツの発展に大きく貢献することが期待されている。

 また、スタジアムの名前にもある桜を施設内に植え、市民に愛される施設を目指しているという。

 スタジアムは他の国から選手を招いて親善試合を行うことができる。杉本さんは「若い年代での国際交流は選手たちとにとって刺激になり、将来の糧となる」と期待を込める。

 大阪サッカー協会が取り組んでいる環境整備からは、単に試合を行うスタジアムとしての働きだけではなく、無限の可能性が広がるといえる。(寺澤泉)