【介護と福祉のこれから】楽しく働ける介護の現場とは 大阪の特別養護老人ホーム「寿幸苑」で学ぶ - 産経ニュース

【介護と福祉のこれから】楽しく働ける介護の現場とは 大阪の特別養護老人ホーム「寿幸苑」で学ぶ

フロアの中を視察するスクール参加者(左)ら=大阪市生野区の特別養護老人ホーム寿幸苑
 介護の仕事をより魅力的にするためのプロジェクト「これからの介護・福祉の仕事を考えるデザインスクール」。2回目の6日は、グループに分かれて介護の現場を訪問。ケアワーカーや看護師、会社員など5人のグループは、大阪市生野区の特別養護老人ホーム「寿幸苑」を見学した。
 ホームを運営する社会福祉法人浪速松楓会の鯛谷雅至理事(33)が「今まで、介護職は離職率が高いうえ、一度担当が決まれば異動はなく、人間関係も狭かった」などと説明。
 同法人は、こうした状況を解消するため、運営する6事業所をまたぐイベントを行っていることなども紹介し、「楽しく働ける現場作りを心がけています」と話した。ほかにも資格取得の学校を併設し、保育園もあるという。
 同ホームは、大阪市で初めて「全室個室型のユニットケア」を取り入れており、参加者は、10人の介護福祉士などが常駐している各フロアを興味深そうに見学していた。
 大学で福祉を学んでいるという龍谷大2年生、二木亮英さん(22)は「介護を負のイメージで捉えるのではなく、地域とのかかわりを密にしていくことが広がればいいと思います」と話していた。