鉄道、一部で運休続く…4日は約268万人に影響

台風21号
ダイヤが乱れ、混雑するJR天王寺駅改札口前=5日(須谷友郁撮影)

 台風21号は京阪神の鉄道網にも大きな被害をもたらした。列島に上陸した4日は、JRと私鉄5社が昼過ぎから軒並み運転を見合わせ計8123本が運休、約268万人に影響。5日も一部路線で運休が続いたうえ、設備の破損などで再開の見通しが立たない区間もあるなど乱れは続き、数十万人に影響する見込み。

 JR西日本によると、JR関西空港線は、関空連絡橋がタンカーの衝突で破損した影響で5日も終日運休。復旧のめどは立ってない。

 吹田総合車両所日根野支所(大阪府泉佐野市)では高さ約11メートルの電柱が複数倒れ、車両が同支所に出入りできなくなっており、復旧作業が続く。東海道線や山陽線、大阪環状線などでも、飛来物の撤去作業などで一時運休した。

 南海電鉄も、関空につながる空港線は当面運休。高野線の高野下-極楽橋間では倒木が多数発生、5日は終日運行を見合わせた。6日以降も運休が続く見込みで、南海は同区間で代替バスを運行する。

 近鉄は5日、始発から一部区間で運転を見合わせたが、午前9時ごろに全線で運転を再開。阪神、阪急、京阪は始発からほぼ平常通りに運行した。