【アジア大会】バスケ女子、4大会連続銅メダル 速攻で台湾を逆転 - 産経ニュース

【アジア大会】バスケ女子、4大会連続銅メダル 速攻で台湾を逆転

アジア大会女子バスケットボール3位決定戦で台湾に勝利し、銅メダルの日本の選手ら=1日午前、ジャカルタ(納冨康撮影)
日本対台湾 第3クオーター、ドリブルする中田珠未=1日午前、ジャカルタ(納冨康撮影)
日本対台湾 第4クオーター、指示を出す薮内夏美監督=1日午前、ジャカルタ(納冨康撮影)
 インドネシアで開催中のジャカルタ・アジア大会で1日、バスケットボール女子の3位決定戦が行われ、日本は台湾を76-63で下し、4大会連続の銅メダルを獲得した。7点リードされて折り返したが、第3クオーターで逆転し、その後も突き放した。林(JX-ENEOS)が3点シュート5本を含む両チーム最多の17点を挙げた。
 日本らしい「速いバスケ」を武器に4大会連続の銅メダルを獲得した。速攻を駆使して、台湾を逆転。司令塔のガードとして攻撃を率いた主将の篠崎(富士通)は「最後に勝って銅メダルを取れてよかった」と声を弾ませた。
 前半は高身長の台湾選手たちの攻撃に圧倒され、「勢いにのまれていた」と篠崎。持ち味のスピード感あふれる攻撃は鳴りを潜め、26-33とリードされ、ハーフタイムに入った。ロッカールームで藪内監督は12人全員に告げた。「コートの中に忘れものをしないように。出し切れ」。
 すると、後半は見違えるような素早いパス回しでリズムが生まれ、篠崎や林の3点シュートが次々に決まっていく。逆転後も勢いを止めずに台湾を引き離した。
 日本は今大会、今年のワールドカップ(W杯)代表に選ばれなかった「Bチーム」で戦った。それでも、合宿を通じて50人の候補選手の中から選ばれた12人は試合を重ねるごとに結束を強めていった。指揮官は「AチームでもBチームでも日本らしいバスケをしよう」と伝え、選手たちは大好きなバスケを楽しむことも忘れなかった。
 「チャンスで機動力を生かせたことが銅メダルにつながった」と胸を張った篠崎。自分たちの武器を信じて勝ち取った、価値あるアジア3位だった。(岡野祐己)