初動対応巡り訓練 熊本地震被災の益城町

 

 平成28年4月の熊本地震で甚大な被害を受けた熊本県益城町は1日、防災の日に合わせ、町役場仮庁舎で大規模地震を想定した図上訓練を実施した。町長や職員ら約60人が参加し、熊本地震の教訓を踏まえた初動対応を習熟するのが目的。

 県南部で震度7の地震が起き、被害が多発したと想定。職員らが状況に応じた対応を考え、連携を図る訓練のほか、災害対策本部の運営を確認する予定。

 熊本地震の対応を検証した町の報告書は、災害時の業務内容が職員に周知されておらず、場当たり的な配置になったことや、災害対策本部が十分機能しなかったことを指摘していた。報告書を受け、町は6月に地域防災計画を改定し、職員の業務を明確化した。