【ラグビー】取られても取り返す神戸製鋼 NZ流の攻撃的戦術で開幕戦競り勝つ - 産経ニュース

【ラグビー】取られても取り返す神戸製鋼 NZ流の攻撃的戦術で開幕戦競り勝つ

【神戸製鋼対NTTコム】前半、トライを決める神戸製鋼のCTB13番アダム・アシュリークーパー選手=31日、神戸総合運動公園ユニバー記念競技場(榎本雅弘撮影)
 ラグビーのトップリーグが31日、開幕し、昨季5位の神戸製鋼はNTTコミュニケーションズに34-27で勝った。
 取られても取り返す攻めの姿勢を貫き、神戸製鋼が開幕戦を制した。共同主将のSHエリスは「勝つことで終われてよかった」とうなずいた。
 今季は、テンポ良くパスを回してトライを奪う強豪ニュージーランドの攻撃的ラグビーを手本とするチーム作りを進めている。
 6-10の前半33分、CTBアシュリークーパーが縦への突破からトライを決め、逆転に成功。その後、同点に追いつかれたものの、後半26分には左に展開した連続攻勢でナンバー8中島がトライを決めて突き放した。防御面には粗さが目立ったが、攻撃重視を印象付けた試合展開だった。
 昨年5位からの巻き返しを狙うチームの象徴が、元ニュージーランド代表で新加入したダン・カーターだ。この日はコンディション調整の遅れのため試合メンバーからは外れたが、給水係を務めるなどチームの勝利に裏方として貢献した。
 状態は上向きといい、「いい準備ができている」とカーター。試合中に選手たちにアドバイスも送っており、世界最高峰の司令塔の加入で神鋼がどのように生まれ変わるのか、注目される。(吉原知也)