【アジア大会】素根が堂々の金、柔道女子78キロ超級 - 産経ニュース

【アジア大会】素根が堂々の金、柔道女子78キロ超級

ジャカルタアジア大会の柔道女子78kg超級決勝で韓国の選手に勝利した素根輝=31日午後、ジャカルタ(納冨康撮影)
 狙い澄ました得意の背負い投げで技ありを奪い、念願の金メダルをもぎ取った。柔道女子78キロ超級決勝を制した18歳の素根輝は「普段から練習してきた技が出せた」と息を弾ませた。
 決勝の相手は見上げるほど身長差がある韓国選手。序盤から激しい組み手争いを繰り広げたが、「担ぎ技は背の高い選手に効く」との思惑通り、延長で体力の落ちてきた相手を確実に仕留めた。「プレッシャーも背負うものもなかった。目の前の相手に集中できた」。日本勢ただ一人の高校生ながら堂々とした戦いぶりを見せた。
 女子78キロ超級は日本に最大のライバル、朝比奈沙羅(21)=パーク24=がいる。「朝比奈選手を倒さないと東京五輪はない」と肝に銘じている。朝比奈から「出た芽は摘んでいく」と挑発された4月の全日本女子選手権は直接対決で勝ったものの国際大会の実績で、9月の世界選手権代表を奪われた。
 アジア大会を制したことで東京五輪代表選考につながる11月の国際大会「グランドスラム大阪」の出場権を獲得した。「(朝比奈に)直接対決で勝ちたい」。本当の勝負はここからだと心得ている。
           (岡野祐己)