【西日本豪雨】被災のミカン畑でボランティア 160人汗流す - 産経ニュース

【西日本豪雨】被災のミカン畑でボランティア 160人汗流す

 西日本豪雨でかんきつ類が被災した愛媛県宇和島市吉田町地区で26日、県内外の10~70代の約160人が「みかんボランティア」として傷のある実を間引いたり、畑を清掃したりした。
 吉田町地区は「愛媛ミカン発祥の地」とされるが、土砂で農道が寸断され畑の手入れができない状態になった。現在は農道の約8割が通行可能に。大人数で遅れを取り戻そうと、JAえひめ南が県を通じてボランティアを募集。この日の作業参加が3回目で、9月まで受け入れる。
 約10アールが被災した河野ヒサヱさん(82)のポンカン畑では、男女4人が幹の周囲の土砂をかき出したり、流木を運び出したりした。松山市の高校3年河井紀久さん(17)は「部活も引退したので手伝いたいと思った。心が折れることなく、元気に農業を続けてほしい」と話し、河野さんは「若い人が来てくれてありがたい」と笑顔だった。
 宇和島市によると、市内のかんきつ類の畑は約134ヘクタールが被災し、12億円以上の被害が出た。