【台風20号】「二次災害心配」…西日本豪雨の被災地 - 産経ニュース

【台風20号】「二次災害心配」…西日本豪雨の被災地

台風20号に備え、土のうを準備する工事関係者=23日午前、岡山県倉敷市真備町地区
 台風20号が接近した西日本豪雨の被災地では23日、行政が早めの避難を呼び掛けた。7月末の台風12号に続き、豪雨後2度目となる台風。住民らは「二次災害が心配だ」と不安がった。
 豪雨災害の避難所になっている岡山県倉敷市真備町地区の二万小の体育館では、山口芳則さん(66)が「台風の情報が知りたいので、消灯時間以降もテレビを見せてほしい」と訴えた。同小では、台風の避難者が増えれば、教室も開放する。
 流木などの撤去作業が続く広島県呉市安浦町の山田賢一さん(70)は「川にたまった土砂が片付いていないので、二次災害が心配だ」と話した。広島市は、豪雨被災地では少しの雨でも川があふれやすく、普段以上の注意が必要だとして、早めの避難を呼び掛けた。
 ダム放流後に広範囲で浸水した愛媛県大洲市では、70代女性が「雨が降ると不安だし、もしまた氾濫したらと考えてしまう」と心配そうな表情。無職男性(67)は「もう泥水は見たくない」とうんざりした様子だった。