【西日本豪雨】愛媛のダム放流で「被害者の会」 損賠訴訟も視野に - 産経ニュース

【西日本豪雨】愛媛のダム放流で「被害者の会」 損賠訴訟も視野に

 西日本豪雨で氾濫した愛媛県の肱川上流にある野村ダム(西予市)と鹿野川ダム(大洲市)が安全とされる基準の6倍の量を放流した問題で、西予市野村町地区の住民が「被害者の会」を立ち上げることが22日、わかった。ダムを管理する国土交通省四国地方整備局などに損害賠償を求める訴訟を起こすことも視野に入れている。
 弁護士を交えて今後の活動方針を話し合う初会合を27日に開き、正式に発足する予定。参加を呼び掛けている自営業、和気数男さん(71)によると、住民数十人の参加が見込まれる。
 和気さんは同地区で産直市場や障害者支援施設を運営し、浸水による被害額は3200万円に上るという。ダムの放流について「もっとやりようがあったはずだ。どこに原因があったのか追及し、住民の意見も積み上げながら、提訴も視野に考えていく」と話した。
 西予市では雨が強まった7月7日朝、野村ダムで基準の6倍の最大毎秒約1800トンが放流された。同地区では家に水が流れ込むなどして5人が亡くなった。